1.実施者と調査の目的
関西広域流動解析コンソーシアムでは、コロナ・アフターコロナ期の交通流動変化の把握、大規模イベント時等の交通計画の策定支援、交通サービスの改善支援等に活用することを目的に、コンソーシアムを構成する団体等が主要ターミナル、空港等に設置するWi-Fi及びBluetoothパケットセンサーが計測するデータを活用し、広域的な人の動きを分析します。
2.調査方法
【観測データの詳細】
ターミナル等を利用されるお客様がお持ちのスマートフォンやゲーム機等が発するWi-FiおよびBluetooth信号に含まれる端末情報(MACアドレス)に匿名化・暗号化処理を行い、個人が特定できない識別情報に変換して計測します。この識別情報を用いて観測機周辺の端末台数のカウントや、ターミナル間の流動解析を行います。この識別情報を含む信号には、通信内容や名前、電話番号、メールアドレス等の個人情報は一切含まれておらず、記録されたデータから個人が特定されることや、行動追跡が行われることはありません。また通信内容を傍受するものではありません。
【観測データの利用範囲と取扱い】
観測データは1,の目的以外には使用せず、観測された原データは第三者に提供いたしません。データは数学的・統計的に処理します。統計処理された解析結果についてはホームページ等で公開することがあります。
なおデータの解析や調査研究を外部機関に委託することはありますが、記載する目的以外でデータを使用することはありません。
【観測を望まれない場合】
この調査では、お持ちのスマートフォンやゲーム機等の信号を自動的に計測します。本調査により個人情報の取得や通信内容の傍受が行われることはありませんが、もし本調査による計測を避けられたい場合は、観測場所周辺でお持ちの機器のWi-Fi・Bluetoothをオフにしてください。オフにすると、その機器の情報は観測されません。もし観測されたデータの消去を希望される場合は、事務局へお問い合わせください。お持ちの機器のMACアドレスをお聞きし、観測データの中から対応するデータをすべて消去いたします。
事務局:(株)社会システム総合研究所 電話番号06-6441-1732【担当 大田、浅尾】
【プライバシーポリシー】
この調査で収集する情報に関するプライバシーポリシーは、こちらをご覧ください。
3.調査期間等
2022年2月から2023年3月末日まで実施します。調査期間を延長する場合には、ホームページ等で別途お知らせいたします。
4.調査範囲等
調査範囲は以下のとおりで、各地点のセンサー設置箇所周辺には、
各調査実施団体等がステッカーを設置しています。
●JR大阪駅
●JR京都駅
●JR三ノ宮駅
●近鉄大阪難波駅・南海なんば駅
●近鉄大阪上本町駅
●南海新今宮駅・天下茶屋駅
●近鉄奈良駅・JR 奈良駅
●阪神尼崎駅・JR 尼崎駅
●阪神大阪梅田駅
●阪神神戸三宮駅
●関西国際空港・伊丹空港・神戸空港
5.調査エリアとセンサー設置主体
■京都エリア
観光流動把握を目的とした交通流動推定システムの研究開発チーム
http://www.gi.ce.t.kyoto-u.ac.jp/wifi/cart_wifi.html
■尼崎エリア・阪神各駅
あまがさき観光局
https://kansai-tourism-amagasaki.jp/news/1246/
■大阪・うめきたエリア
JR西日本コミュニケーションズ
西日本旅客鉄道株式会社
https://www.jcomm.co.jp/advertising/wifisensor
■大阪・なんば駅周辺エリア
戎橋筋商店街振興組合、南海電気鉄道株式会社、ミナミ御堂筋の会
関西広域流動コンソーシアム
https://www.jriss.jp/amp201906
■奈良エリア
奈良市、公益社団法人奈良市観光協会
https://narashikanko.or.jp/news/6904/
■関西3空港
東海国立大学機構名古屋大学
関西エアポート株式会社、関西エアポート神戸株式会社、新関西国際空港株式会社
http://www.trans.civil.nagoya-u.ac.jp/_userdata/kansairportwifi.pdf